オーナーの引き出し        第41回

気がついたら一ヶ月以上もまともな更新をしていません^_^; 日本シリーズの頃からツリャは殺人スケジュールに突入。
12月に入り更に忙しく、慌しく・・・少々の休息時間にはやらなければならない事もたまっていて、またバタバタ中途半端・・・正月はきっと、おひラ実家で寝正月でふ(^^ゞ  
クリスマスも終わりました。我が家はツリャが泊まり仕事でイブから居らず、クリスマスもへったくれもないっ!やっぱり大人は忙しい12月の様でふ。サンタどころかダンナもいない・・・あはは、そんなもんです。
おひラがはじめてクリスマスプレゼントを貰ったのはいつなのか・・・記憶にはないのですが、自覚しているのは4歳くらい。弟とおそろいの画板と四角いクレヨンでした。絵はあんまり上手くはならなかったけど描くのが好きなのは、このプレゼントをくれたサンタ(親)のもくろみ通りでしょうか・・・??。
おひラの欲しがるおもちゃはあまり女の子らしい物がなく、朝起きて枕元に置かれるプレゼントの最後だったのがおそらく「電子ブロック」だった気がします。
今の電子ブロックは復刻版で既に最大のセットしかないみたいですが、当時はもっと少ないセットから色々買い足して最大の形にしていくものがあり、おひラがもらったのは最小のセットでした。
ブロックには一つ一つ電子回路の記号が書いてあり、説明書を読みながら組み立てると電球のブロックが点灯したり、ラジオが聞けたりしました。初めてラジオが聞けたときは家中の人に「聞こえる!聞こえるよ!」とか言いながらイヤホンをさして回った(迷惑^_^;)記憶があります。確か・・・お風呂の水がたまったのを教えてくれるブザーが出来たりもしたかな。
っとサンタの思い出に浸ってみたりする・・・・のは置いといて・・・。

今年の球界は色んな事がありました。過ぎてしまった事・・・しかしまだまだくすぶっている問題は山積み・・決して忘れたまま野球を見る事は出来ません。
この問題の中、我が家としてはどうしても後ろめたい思いを感じる事がありました。それは「貰いチケットでの観戦」
おそらく何回も球場に行く方は1回くらいはありますよね。ファンクラブに入って貰うチケット、そして新聞屋さんにもらったり、知人に貰ったり・・・・所沢に住んでいると商店でももらう事があって、文化放送やNACK5のプレゼント・・・とにかく貰う機会が沢山あります。これはファンにとっては本当にありがたいのですが、これで球団はもつのかな??と言う所がどうしても気になるのです。なるべくその分位はご飯食べたり、グッズ買ったりしているけど・・・大丈夫なんでしょうか?配布側、プレゼントする側が払ってくれているのなら問題ないけど・・・・
本当にいい試合を見せてもらった時、貰いチケットで入場したけど「得したなぁ」と思うと同時に「何だか悪いな」と思うのですが・・・。
「タダだから見に行く」人はそれでもいいと思います。お金がないけど応援したい人、時はそれもあり。しかし、もし何かで表せる方法があるとするなら・・・・。
払える人や払いたい人は払う事が出来る方法があってもいいんじゃないかなぁ・・・と思ったりしてみる訳です。
前にお笑いの人が「ライブ後に任意の金額を払う」というライブをやったことが有ったような気がするけど、あれに似た方式はとれないんでしょうか?タダ券の人も帰りに払いたい人は払うみたいな・・・。試合後にタダ券の人は自分で今日の試合の価値を決めて勝手に払って行く。もちろん「タダ券」ですから払わないのも当然有り。
一番面倒くさくないのは出口に「観戦料」の箱を置いておいて払いたい人が払って帰る。1円でもいいし、沢山払いたい人は払ってよしです。「今日の試合に〇円!」「今日は誰が頑張ってたから〇円!」「負けたけどイイ試合だったから〇円!」お金を集める事を目的にするのではなく、勝手な事を言えば我が家の様な「ちょっと後ろめたい思い」をちょっと払拭させてくれればいいのです。
お金を集める事だけを本気で考えれば付加価値をつけて安定した方法はいくらでも考え付くと思うけど、そうではなくて・・・っつうところでしょうか。
広島カープの「樽募金」については前にも書いた事があるけど、あれは「市民球団」だから出来ることで、多分「企業に募金」って違うんだろうと思うし、観戦料は募金とは違うので。まぁ、計算の仕方が大変かもしれないなぁ。
今回、契約更改とかで入場料の値下げを主張していた選手もいたけど、値下げしたら入るってモンでもないような気がするし、どこの球団でもいいから上記とは同じやり方で別な目的として一回ぐらい指定席料は「〇円」とだけして試合を見た人が帰りに観戦料を決めて支払ってみてもいいかも。販売に問題があるようなら「席料は100円、観戦料は試合終了後任意金額」とか・・・。
入場者数で割ればその試合の価値がシビアに見えるんじゃないかな。何試合かやってみれば、それは入場料が高いか安いかだけじゃなく、球界のいろんな「価値」や「値段」を量る事も出来ると思うけど・・・・

さてさて、今年一年、皆様、本当にありがとうございました。

ライオンズファンにとっては嬉しい日本一で大いに盛り上がり、喜ばせてもらいました。
色んなことが変わったり、新しくなったり・・・来年は球界がチャレンジの年!
そして世の中・・・悲しい事、辛いこと・・・・思う事は一庶民として色々有りすぎるほどあるのですが、明日は今日より・・・そして今年より来年が平和でみんなの為の日々になる事を祈るばかりです。
2005年がみ〜んなにとって良い年になりますようにm(__)m

2004年12月26日 記