×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

  引退        2003・9・27  書いた人 ツリャ

8時30分ぐらいには西武ドームに着いてしまった。
なんせ今日は伊東選手の引退試合&西武ドーム今期最終戦。ちょっとぐらいの早起きは何のその。しかしさすがに早かったか?入場ゲート前に並んでいる人達は5,6百人ぐらいだろうか?開門まで2時間半は長いな〜と思ったが以外と早く時間が過ぎた様な気がします。
11時少し前に開門して入場ゲートをくぐると、伊東勤サイン色紙が配られていた。サインには「感謝」と言う文字が書かれていました。いえいえこちらこそ「感謝」です。
試合開始30分前、スタメン発表、「8番キャッチャー伊東」のコールで一際大きな歓声。何度このコールを聞いた事だろう・・・「8番キャッチャー伊東」はライオンズファンにとってはごく当たり前の光景。しかしその光景も今日が最後になるなんてやはり寂しい気持ちがこみ上げてきます。
伊東選手の息子さん慶久くんの始球式で試合開始。先発ピッチャー大輔くんは気合充分で1回2回を0点に抑える。そして2回裏、伊東選手の打席。近鉄バーンが投じた外角高目のストレートを打ち、セカンドゴロ。スタンドからは惜しみない拍手が沸き起こるのであった。そしてベンチに戻ると選手達と握手。「えっ、もう交代なの?」とスタンドからは不満の声も、僕も最後まで試合に出ると思っていたので、ちょっと「あれ?」って感じでした。しかしこれが伊東選手として最後のプレイ。最後はセカンドゴロでしたがシッカリ目に焼きつけました。
試合の方は大輔くんが5回に突如乱れて、一挙7失点。その後、小野寺くんの1軍ホロ苦デビューや稼頭央くんのツーランホームランがあったりしましたが、9回表、近鉄ローズに今日2本目のホームランが出て3対9と伊東選手の引退試合を勝利で飾る事は出来ませんでした。
でも今日は勝敗なんてもうどうでもいいんです。伊東選手の最後の勇姿を見れただけでもう満足です。
そして伊原監督の今期西武ドーム最終戦のあいさつ「残り5試合頑張ります」と言った伊原さんのコメントにも何か複雑な心境でした。果たして今後どうなるのか・・・
続いて伊東選手引退セレモニー。「幸せ者でした」「燃え尽きました」・・・そして「伊東勤に感謝します」・・・そうライオンズファンみんなが「伊東勤」に感謝です。そして花束贈呈、涙の場内一周・・・一塁側、ライトスタンドから色とりどりの紙テープが投げ込まれました。レフトスタンドのバファローズ応援団からも伊東勤の応援歌が演奏され拍手に包まれた時、幅広いファンに愛された伊東選手の偉大さを改めて感じました。胴上げ、そして選手として最後のビクトリーロードを登るその背中に再び「伊東」コールが・・・
スター選手が次々と他チームに移籍する中、唯一人ライオンズに踏みとどまり「黄金時代」と言う大きな重責を背負って来たその背中。もう僕の目頭は限界でした・・・
階段の上で、グラウンド・ファンに深ぶか頭を下げる伊東選手に、僕も一礼。「22年間お疲れ様でした」。
思えば僕が子供の頃、弱小だったライオンズが伊東入団と共に常勝チームとなり、遂には22年間の現役生活で一度もBクラスに落ちる事は無かった。これは「伊東勤」と言う大きな存在があったからこそ。その偉大な選手の引退は、一つの時代の終わりでもある気がします。
そして新たな時代の始まりでも・・・・・
ありがとう「日本一の名捕手」
さらば「背番号27」
次の涙は、日本一の胴上げで・・・・・

写真日記(特別編)へ